カガクノミカタ「中身を見てみる」を視聴してイチゴを切ってみた記録と感想
NHK for Schoolの「カガクノミカタ」という番組で、イチゴが取りあげられていましたので楽しく拝見しておりました。イチゴ狩りにいくくらいにはイチゴが好きなのですが、なかなか謎が多い植物ですよね。
番組がすごく良かったので感想と、触発されてイチゴを観察したので備忘録としてまとめます。
「カガクノミカタ」とは
NHKの学校向けコンテンツの一つ。小学1年~6年生・中学生を対象とした番組、ですが大人も楽しめます。というか大人だからこその「そういえば知らなかった」が見つかって知的好奇心をくすぐられます。おすすめ!
「科学の芽」を育む理科教育番組として、Eテレで(火)AM9:50~10:00に放送されています。
番組内のアニメ「あたりまえってなにかしら」は絵本作家のヨシタケシンスケさんが原案をされています。10分間にいろいろぎっしりで小さいお子さんも最後まで集中してみることができそう。
WEBで動画を視聴することもできますし、忙しい大人でもスキマ時間に楽しめると思います。
ほんと、偶然テレビをつけていてこの番組を知ることができてよかった!ラッキーです。
視聴した回「中身を見てみる」
今回テレビで視聴したのは、「中を見てみる」。イチゴを切るとどうなってたっけ?というところから番組がはじまりぐいぐい引き込まれます。
中を見てみる | カガクノミカタ | NHK for School
私の最初の予想は「白いんじゃなかったっけ?」でした。
家にあるイチゴを観察してみた
こちらもラッキーなことに、家にたまたまイチゴがありました。食べる前に観察してみることにします。
予想通り「白い」と言えなくもないですが、思ったより複雑な模様をしていますね。
真ん中から伸びる白い線のようなものは、イチゴの表面にあるツブにつながっています。
そもそもイチゴのツブとは?
イチゴの表面にあるツブツブは「果実」だそうです。何回調べても忘れてしまう。みずみずしくておいしいアノ部分は「偽果」。あんなにおいしいのに「偽」とはびっくりです。
いちごのあれこれ豆知識:農林水産省 (maff.go.jp)
とうことは、偽果の中の白い筋みたいな部分は「果実」であるツブに何かを運んでそう?
カガクノミカタのイチゴを観た感想、結末は?
カガクノミカタでは、着色した水をイチゴに吸わせてみる等の実験を行いますが、イチゴについての詳しい解説等はされません。正解や知識を伝えるのではなく、疑問の提示と家庭でもできるかな?という感じの実験と、MRIを使った専門的な画像などを紹介していくことで、視聴者の興味を本当にいい意味で煽ってきます。
現に筆者は番組を見た後イチゴを切って、写真をとって、ここでは割愛していますが進研ゼミの付録のマイクロスコープで観察したり、イチゴについて調べたりしたので、もうなすがまま。イチゴの絵まで描いちゃって、ちょろすぎです。
観た人が、こうなのかな、どうなのかなと自発的に考えるきっかけを与えてくれるような番組構成でした。
まとめ
なお、観察したイチゴは家族がおいしくいただき、私は一つも食べられなかったです。
- カガクノミカタは子どもはもちろん、大人もすごく楽しめる番組
- イチゴの中は、けっこう複雑な模様をしている
- 身近なものも観察してみると世界が広がって楽しい
ご覧いただき、ありがとうございました。