できたんだ…段落ブロック内で改行する方法【WordPress】
WordPressで文章を入力するときに「段落ブロック」を挿入しているのですが、文章の区切りでEnterキーを押すと、その段落ブロックは終了して、次のブロック挿入を尋ねる部分にカーソルが当たります。
文章の区切りごとに、段落を変えてもいいのだけども…もうちょっとなんとういか「段落」は「段落」として、まだその中に含めたい文章は、普通に改行したい…と常々思っておりました。
【結論】
SiftキーとEnterキーを同時に押せばできる
たまたま、シフトキーを押していることに気づかずにエンターキーをたたいたようです。なんということでしょう。できました。
おそらくWordPressの基本であることは間違いないのですが、個人的には「?!!!!!」という出来事でしたので備忘録をかねてまとめたいと思います。
段落と改行の違い
それぞれの言葉の意味
「段落」と「改行」について辞書で確認すると、つぎのように説明されています。
【段落】
①文章を内容によって大きく分けたときの区切り
②ものごとの区切り
【改行】
文章の途中で、その前と内容などが違うことを書くとき、行をかえること。
参考:改行するときには、初めを一字分下げて書く。
(引用元:小学国語辞典)
似たような意味にも見えますが、改行は前後の文章の内容により「行」を変えるものであることに対し、段落は文章を内容によって「大きく」分ける、ということから段落の方がより大きなまとまりを作るもの、という印象があります。
Webやメールでの読みやすさによる段落と改行の違い
Webサイトやメールにおいて、読みやすさや内容の伝わりやすさを向上させるために、文章を段落で区切ったり改行をしたりすることは重要です。文章のまとまりでは段落を意識し、適切な位置で改行を行うことによって読みやすいページやメールになります。
なお、HTMLでの改行は「br」タグ、段落は「p」タグを使うのが一般的ですが、「br」タグを多用することは避けた方がよいと言われています。タブレットやスマートフォンなどが普及した現在、Webの表示が利用環境によって異なることが要因の一つです。
それでは、WordPressにおいての段落と改行の違いはどのようなことでしょうか。
WordPressでの段落と改行の違い
WordPressで段落ブロックを挿入した場合と、段落内で改行を行った場合の違いの一つに、生成されるHTML文書に使われるタグにあります。
先述した内容と重複しますが、段落の場合は生成されたHTMLに使われるタグは「P」、改行の場合のタグ「br」です。このため、やはり改行の多用には注意が必要といえます。
もう一つは、段落と段落の間と、改行の場合の行間のスペースの違いです。テーマやCSSの設定により差異があるかと思いますが、段落間のスペースの方が改行による行間より広いです。
(ここから段落)これは筆者の好みなのですが、「まだ段落としては続けたいけど、読みやすい位置で改行したい」というところで改行を行うのが良いのかなと感じます。(ここで改行)
あくまでも好みなのですが。(ここで段落おわり)
まとめ
- WordPressのブロックで挿入した段落内で改行したい場合は、SiftキーとEnterキーを同時押しする
- 改行より、段落のまとまりの方が大きい
- 改行(brタグ)の多用には注意する
以上、ご覧いただきありがとうございました。